夕刊フジ杯ポーカー王位決定戦・予選

少し報告が遅くなりましたが、12月12日に行われました夕刊フジ杯ポーカー王位決定戦の著名人予選を1位で通過しました!
通過者は2名で矢澤亜希子と囲碁棋士・竹清勇四段が、1月22日の湯島ガットショットで行われる決勝戦に出場します。

この予選は将棋・囲碁・麻雀など各界のプロが集まり、異種競技ポーカーで対戦するというこれまでにない新しい試みでした。
前回のブログ「バックギャモンとポーカー」にも書きましたが、当日は木原直哉ポーカープロの解説付きでニコニコ動画公式生放送にて中継されました。
視聴者数は5万人を超え、結果は12月20日の夕刊フジと21日の東京スポーツ(東スポ)にも掲載されています。


ポーカーは通常プレイヤーの手札が分かりませんが、この日は特殊センサー付きのテーブルとカードを使い、視聴者の皆さんには手札が分かる状態で放送されました。
他にも勝率やプレイヤーのチップの量などがリアルタイムで表示され、ポーカーのルールを知らない人でも誰が有利か分かる仕組みになっていました。
アメリカではポーカー番組が地上波で放送されるほど人気です。
将来は日本でもこのような番組が増えていくのではないでしょうか。

放送を見逃した方は下記の動画をご覧下さい。
8時間ありますので、休憩時間など飛ばして観ることをお勧めします。



対戦の感想

今回はバックギャモンではないので、あまり難しく考えず、和やかにプレイしようと思っていました。
飲み物もお酒OKということで、早速カクテルを飲み楽しく打ち合わせをしていると、なんと飲んでいるのは私だけでした。
そして「ハンド(手札)を見られるから下手なプレイは出来ない」「この日のために練習して来た」と出場者の皆さんが言うのです。
私は少し勘違いをしていました。
ポーカー選手は出場しないから、大会というよりパーティ気分だと思っていたのです。
しかしそこにいたのは勝負の世界のプロ達でした。
息抜きのポーカー遊びではなく、向上心を持ってポーカーに臨んでいることが開始前の会話の中から分かりました。

ゲームというのは何も考えずにプレイしても楽しいですが、少し分かってきて考えながらプレイするともっと楽しいです。
さらにもっと分かってくると、実はまだまだ分かっていなかったことに気付きます。
楽しかった遊びは終わり、向上心がある人はそこからが地獄です。楽しい瞬間は自分の成長なしにはもうやって来ません。
私は気持ちを切り替え、最初に配られたカードに触れたころにはスイッチが入っていました。

まともにポーカーをするのは5回目ですが「High Stakes Poker」(アメリカのポーカー番組)は観ていました。
まずは表情から情報が漏れないようにポーカーフェイスを作ります。
実は11月下旬から風邪を引き、1ヶ月で体重が4キロ減ったので、黙っていてもげっそり怖い顔になっています。(笑)

序盤はプレイヤーの分析と最低9回に1回はスチールすることを心掛けました(9人テーブルなので)。
基本的な戦略は、見えている情報は確率的に。
見えない情報は対戦相手に合わせて。実戦ではタイトな場だったのでアグレッシブにプレイしました。
早い段階でビッグスタックになり、チップ1枚の価値が他のプレイヤーより低くなったので、更にアグレッシブを後押ししました。

休憩中、同卓の麻雀・金子プロが「開始直後のオールインは何持ってたの?」と聞いてきます。
将棋・森内プロは何度も「ブラフしまくりですね~」と探りを入れてきます。
対戦中はお互いポーカーフェイスですが、休憩中は和気あいあいです。
実は出場者や解説者の中に8人も知り合いがいました。
木原プロとは約15年前から友人で、学生時代はバックギャモンよりライアーズダイスというサイコロを使った確率ゲームをよく遊びました。
同卓になったDJロバート・ハリスさん、森内さんとも出会いから10年以上経っています。

中盤はショートスタックのオールインに対し連敗があり、ビックスタックではなくなったので、比較的タイトにスタイルを変更しました。

終盤はプレイヤーの特徴がかなり分かってきました。
残り3人になると、囲碁の竹清さんは強いハンドが来た時、麻雀の藤川さんはオールインする時にある特徴を見つけました(という思い込みです)。
それを見たら降りようと思っていたのですが、自分にもそれなりのハンドが入ったらどうするのか考えていました。
考えがまとまらない内にその状況が起こりました。

竹清さんがリバーでフラッシュを引き、私はストレートが完成したのです。
明らかに来た!という様子で堂々とベットが来たので、頭の中でフラッシュだという警告ブザーが鳴りました。
しかし期待値だけ見るとコールであり、フラッシュのサインは私の思い込みかもしれません。
フォールドしてマックされたら、この後何も信じられなくなります。
負けを覚悟し、負けた後の残りのチップとプレイ方針を少し整理してからコールをしました。

藤川さんはハンドを見た後、両手を前に組みます。オールインする時はいつもより少し丸く組みます(という思い込みです)。
一度ボタンでエースが入ったのですが、オールインの構えが見えたので反射的にフォールドしてしまいました。

ポーカーのこういう部分も勝率に結び付けようと思うと、複数分野の知識が必要になるので気が遠くなります。
見えない部分や不確かなことを考えるのは怖いしストレスなので、木原プロは大変な道を目指しているなと思います。
今回は幸運にも予選を通過出来ましたが、私はやっぱり難しく考えずに、お酒を飲みながらプレイするくらいが丁度いいです。
とは言え、1月22日の決勝戦は少し真面目に頑張りたいと思います!

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