日本バックギャモン協会の4大タイトル(名人、盤聖、王位、日本選手権)の一つである名人戦の東京予選を勝ち抜いて、東京代表枠を獲得し決勝トーナメントに駒を進めました。
※過去ブログ「バックギャモンの日本タイトル」と、混戦だった「名人戦東京予選2017」も合わせてお読みください。
決勝トーナメント、ベスト32の試合を横田一稀現名人と対戦しました。
試合の様子は'Akiko Backgammon'のYouTubeチャンネルで生中継しました。
YouTubeチャンネルを使うのは今回が初めてで、上手く放送出来るか心配だったので中継用カメラと予備のカメラ2台で撮影しました。
少し画質が荒くなりましたが無事放送に成功し、動画はチャンネル内でそのまま観ることが出来ます。
また、画質のよい予備カメラの映像もアップしました。
こちらは編集を加えて4時間以上に及ぶ試合を3倍速で1時間半にまとめました。
慣れるまで速く感じるかもしれませんが、大事な場面ではお互い時間を使ってプレイしているので、逆にハイライトを見逃すことなく観れると思います。
※棋譜のダウンロードはこちら。
- 個人的に難しかったのは次のポジション
8-1でリードしているところからギャモニッシュなキューブを打たれます。
何百回も見て知っているアンリミテッドゲームではダブルテイクの簡単なポジションですが、スコアが変わると一気に難しくなります。
このスコア差ではパスではないかと考えた末、スモールテイクと結論を出しテイクしました。
- バックギャモンの運の要素が現れたのは8-8のゲーム
ムーブ後41ピップリードしているところからノーヒットでレースを逆転されました。
- キューブが大きくなった17-13のゲーム
ノーダブルの2倍をテイクしたあと形勢が逆転し、4倍リダブルを打ちました。
4点リードしているのでリダブルは慎重になりますが、アンリミテッドゲームではパスだと結論を出したことと、8点(リダブルギャモン)でマッチ勝ちになるのでキューブを打ちました。
アンリミテッドパスの見積もりは合っていましたが、ボーダーラインパスであり、またアンカーをとられていることに加えバックマンの数が多いので、スコアに対して十分な勝率とギャモン率が足りずノーリダブルでした。
最終的にこの試合は25対13で勝利を収めることが出来ました。
次回ベスト16の対戦相手は、大阪の強豪永井一矢さんです。
名人位まであと4試合。残りもこの調子で頑張りたいと思います!
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