ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞しました。
写真はバックギャモンをするボブです。
私は子供の頃、ノーベル物理学賞(1903年)と化学賞(1911年)のダブル受賞をしたマリ・キュリー夫人に憧れてノーベル賞化学者になりたいと思っていた時期がありました。
だからノーベル賞には少し思い入れがあり、スウェーデンのストックホルムにあるノーベル博物館まで足を運び、キュリー夫人が使った実験器具などを見に行ったことがあります。
ボブ・ディランのことはよく知らないのですが、15年前に彼のコンサートへ行ったことがあります。
当時の私は、連れていかれるがままにコンサート会場へ行き、アメリカ人のおじいさんが癖のある声で歌っていたくらいの記憶しかありません。
バックギャモンを始めたのち、あの時コンサートで見たあの人がバックギャモンをするのだと知った驚きと嬉しさを今でも覚えています。
そんなボブが今度はノーベル賞を受賞したということで、また私を驚かせました。
いつかボブとお酒を飲みながらバックギャモンをしたら、国も人種も言葉の壁も越えて、きっといい友達になれる。
そんな妄想を膨らませながら、15年前には歌詞の意味も分からなかった「風に吹かれて」を、もう一度今、聴き直すのです。
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