アニメ映画「君の名は」を観て来ました。
上の写真は監督のサイン入りポスターの前で撮りました。
私が新海監督の映画を観るのは「星を追う子ども」「言の葉の庭」に次いで3作目です。
本当はもっと早くに観に行きたかったのですが、8月は大会で忙しく、9月は雨の日に一度映画館まで足を運びましたがチケットが売り切れで観れないということがあり、気が付けば10月になっていました。
映画館に行くとわくわくする一方で、どこか切ない気持ちになります。
私の子供の頃の夢は、宇宙飛行士、ノーベル賞化学者、そして映画監督になることでした。
どれも難しい夢だと分かっていたので、正直にこれになりたいと言うことが出来ませんでした。
なりたいと言ったら誰かに笑われるのではないか?誰にも知られなければ夢が守れるのではないか?
そう思って、夢を聞かれても適当に答え、本当の夢は心の中にしまっておきました。
なりたかっただけで、何か努力したわけではありません。
最初から無理だと思って何もしませんでした。
なりたいと言葉にすることすら出来なかったのです。
映画館はそんな自分を思い出させる場所です。
とは言え、映画「君の名は」は素晴らしかったです。
美しい光の表現、声優の声、音楽と映画の世界観、どれもがぴったり一致していました。
私が監督なら最後は二人が出会ったかどうかまでは描かないで終わらせたかもしれません。
エンドクレジットにはこの映画に関わるたくさんの人の名前が書かれていました。
これだけ多くの人を引き寄せる新海監督に、90%の称賛と、5%の嫉妬と、5%の闘争心を燃やしながら、静かに熱く鑑賞しました。
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